ChatGPTだけではない!使える生成AIを一挙ご紹介!

  

目次

はじめに

生成AIで一番に浮かぶのは「ChatGPT」ではありませんか?
でも実際には多種多様な生成AIがたくさん開発されています。

プライベートや仕事上で、こんなAIがあったらいいなと思う生成AIがすでに開発され世の中に出回っているかもしれません!
ここでは主に、仕事上で使えそうな生成AIをご紹介します。

AIサービスとは何か

まずAIとはいったい何でしょうか?

AIとは、1956年に米国の計算機科学研究者ジョン・マッカーシーが初めて使った言葉と言われていて、「Artificial Intelligence:アーティフィシャル・インテリジェンス)」の略語です。日本語訳をすると「人工知能」のことです。

仕事上でAIサービスを使うにあたってメリットとして考えられるのが

①業務の効率化
②生産性の効率化
③人材不足の解消

そのためにはどのような生成AIがあるといいでしょう。

生成AIの種類をまずあげていきます。

自動言語処理

キーワードやテーマなどを言葉で指定し検索をすると、あっという間に人が書いたような自然な文章を作成することができるAIです。

画像生成

画像から画像やイラストの生成ができることで、自分が描きたいと思っていた画像を使い、資料作成やホームページや広告などを作成していくことができます。

音声認識

会議やミーティングなどを録音した音声や動画がらの文字起こしなどができ、議事録やレポート作成などに利用できる生成AIです。

分析や予測

 マーケティングや営業に必要な分析、アンケートを集計した分析、製造品の不良品の発生予測や要因分析などができます。また販売業や製造業において、過去のデータに基づいて発注数の予測ができたりもする生成AIです。

異常探知

変化点検出、異常部位検出、外れ値検出などができる生成AIです。

その他

    ・文章の構成のブラッシュアップ
    ・連絡先などの情報の取りまとめ
    ・翻訳
    ・音楽を新たに作り出したり、編集をする

などもあります。

  

仕事で役立つAIサービス!厳選!

  

自然言語処理

Bard

Google Bard公式サイト : https://bard.google.com/

Googleの文章生成AIです。2023年5月に日本語版ができ、無料で使えるのですがまだ試験運用中のサービスです。

Googleが提供しているアプリで情報の新しさや、問いへの回答が適切であり、無料でここまで使えるのかと個人的にはChatGPTよりもこちらを利用しています。

試用運用中からいつ正規での利用が可能になるのか楽しみでいます!

Notion

Notion公式サイト: https://www.notion.so/ja-jp/product

これを利用している人も今は多いですね。

1つのツールでメモやタスク管理、ドキュメント管理、データベースなど、仕事で使うさまざまなツールの利用ができて非常に便利です。

Jasper

Jasper 公式サイト: https://www.jasper.ai/

25以上の多種言語に対応していて、50種類以上のテンプレートがあります。生成する速さも高速なため、SEO対策などソーシャルメディア、広告、Webサイトなどで活用できます。

ただ無料で利用するには制限があるため、どのくらい利用するかで有料プランにするのか検討する必要があります。

画像認識

CANVA

CANVA 公式サイト : https://www.canva.com/

高性能な製品モックアップ作成サービスの「Smartmockups」とクリックするだけで簡単に画像や動画の背景が除去できる人気ツールremove.bgを開発した画像認識・解析AIプラットフォームの「Kaleido.ai」を買収したことで、テキストを入力するだけでAIが画像を生成することだけに留まらず、画像認識・解析AIツールまでも利用できるようになりました。

Google Cloud Vision

Cloud Vision API 公式サイト : https://cloud.google.com/vision

Google が提供するパブリッククラウドサービスで、Google 独自の機械学習モデルで効率的に画像を分析をすることができます。

それにより例えば、

・顔検知では画像上の複数の顔を検知し、感情や顔の向き(3D)を推測します。
・物体検知やランドマーク検知ができ、画像上の物体やランドマークが何かを検知しラベルや地理的位置を調べることもできます。

SREホールディングス

SREホールディングス 公式サイト : https://sre-group.co.jp/

これは現場で役立つ画像認識AIです。

例えば

・製造業 : 不良品の検知精度を上げたい

・建設業 : 安全行動を検知したい

・小売業・飲食業 : 従業員の動線をチェックからの効率化や顧客の動線から効果的な店舗づくりや販促施策

SREホールディングス 公式サイト : https://sre-group.co.jp/

音声認識

Fireflies.ai

Fireflies.ai 公式サイト : https://fireflies.ai/

会議(ビデオ会議での利用も可能)中の音声会話をその場で文字起こしし、要約やキーワードを生成することができます。生成した会議内容は共有することもできます。

CLAVA Note

CLAVA Note 公式サイト : https://clovanote.line.me/

これはLINEで使える音声認識アプリです。

会議や 会話内容を録音しておくと自動でテキストに変換され、必要な情報をすぐ検索して聞くことができます。スマホで利用した時に使いやすいです。

ただし録音は一度に最長180分までしかできません。180分が十分なのか足りないのかにより使えるかになります。
またスマホで音声変換しようとすると最大で24時間かかってしまうこともあるようです。

分析・予測

Prediction one

Prediction one 公式サイト : https://predictionone.sony.biz/

ソニーのAI予測分析ツールで、プログラミングなどの専門知識がなくても、簡単な操作で過去の実績データから将来の結果を予測することができます。

異常検知

Impulse(インパルス)

CLAVA Note 公式サイト : https://clovanote.line.me/

製造業などでの障害や故障予兆の検知、不良品の検出、作業工程の確認・分析、要因の追究などに対応することができます。

 

まとめ

ここにあげた生成AIは、ほんの一部分です。自分で使ったことがないものも、調べてこれは仕事上で使える!と思ったものを載せました。

すでに導入している企業もあるでしょうし、今どのような生成AIを導入するか検討している企業も多いことと思います。その参考になれば幸いです。

ほとんどが無料プランがありますので、まずは使ってみることですね。特定の人だけが使えるのではなく、誰もが使えることで、先に述べた①業務の効率化 ②生産性の効率化 ③人材不足の解消  と仕事上で生成AIを使うメリットになっていくことになるのだと思います。

経理や工場の管理など専門的な業務知識よりも生成AIが使えるかどうかが問われる社会になってくるのも近いのだなと感じました。

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